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運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム」=ロコモといいます。
ロコモティブシンドロームとは、英語で移動することを表す「ロコモーション(locomotion)」、移動するための能力があることを表す「ロコモティブ(locomotive)」からつくった言葉で、移動するための能力が不足したり、衰えたりした状態を指します。ロコモとはその略称です。
人間が立つ、歩く、作業するといった、広い意味での運動のために必要な身体の仕組み全体を運動器といいます。運動器は骨・関節・筋肉・神経などで成り立っていますが、これらの組織障害によって立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態が、ロコモなのです。ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。
要支援、要介護になる原因のトップは転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障であることはあまり知られていません。
ロコモONLINE 「ロコモを知ろう」 より
※運動器の障害:骨折転倒・関節疾患・脊髄損傷の合計厚生労働省2019年国民生活基礎調査の概況より改変
ロコモについて詳しくはこちらをご覧ください。
(日本整形外科学会 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト ロコモonlineが開きます)
ロコモ度テストには、「立ち上がりテスト」「2ステップテスト」「ロコモ25」の3つがあります。
3つとも基準があり、それぞれにロコモ度のレベルがわかります。
まずは自分のロコモ度を把握してから、治療方法や日々の生活を見直していく必要があります。
このロコモ度のテストは、当クリニックでも可能ですので、ご希望の方はお気軽にお申し付けください。
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